梅雨の時期

いよいよ梅雨に入ったみたいですね、
6月は毎年日本インターと地方インター、前期競技の山場でダンス的には一番気合いが入る時。5月の後半にブラックプールがありその勢いで各選手もヒートアップ!いつもとても楽しみにしています。
私も現役時代は、10年間6月に2週間お休みをもらって大阪の練習場で有名選手と同じフロアで踊りこみをし、日本インター、名古屋インター、北海道インター、大阪インターと遠征してました。不器用な私は、各選手の流れや会場に慣れて一番成績が上がるのが大阪インターでしたね、大阪では応援していただける生徒さんもいてとても気持ちが入りました。
今年の日本インターは、協会間の折り合いが悪く東部連盟の不参加、東部選手会のボイコット、西部連盟の除名、訳がわからない出来事になって参加選手の減少とレベルの低下が気になります。東部連盟は日本インターを昇降級の対象競技から外し、大阪インターを対象とすると発表があったので今回一番盛り上がるのはやはり大阪インターだと思います。私も時間が許せば観戦に行きたいと思ってます。
ダンス的には楽しい季節なんですが、私の身体的にはあまり良くない。
大学で大阪に行った時から梅雨の時期は喘息です、きっかけは初めての一人暮らしで栄養不足になったのと空気が変わったことでした。医者に栄養と運動のバランスを勉強しなさいと言われたのをきっかけにジムに通い始めました。今のスポーツクラブのような立派なところはなく、ビルの屋上の掘建小屋でトレーニングとそこのオーナーの先生に栄養の基礎を教えてもらいました。たんぱく質の取り方、ビタミンの補給の仕方、カロリー計算、水の摂り方などとてもありがたかったです。後で知ったのですが、そのジムの先生は日本トップクラスのボディビルダーをたくさん輩出している有名な先生だったのでびっくりです。
おかげで滅多に喘息は出なくなったのですが、梅雨の時期に疲れが溜まってくると少し出てきます。5年ほど前体調をひどく壊した時は、しばらくレッスンが出来ない時もありましたね。あの時から昔を思い出して栄養管理を考え直し、体調も戻り4年ほどは全く喘息の気配がありませんし風邪もひいていません。栄養って大切ですね。
50歳近くなると栄養の吸収も悪くなるし食べる量も少なくなるので若い時と同じ食事だとダメだと気づかなければならなかったのですね、今は、人生の後半に向けての食生活をしっかり考えて実施しています。
先ほど、私の古くからの生徒で今は先生をしている奥様が癌で亡くなったとの知らせがありました。今日一日は、その方のことを偲びながら過ごしたいと思います。
小川純