"Nothing Beats Swing"

“Nothing Beats Swing”
“スウィングをもってこれに優るものなし”
私の師匠が、ブログの中でスイングについて書いています。
http://www.danceview.co.jp/blog/hidekazutanaka/
私は、ダンスを始めて37年経ちました。
今でも、自分でボールルームダンスを踊っているときや、生徒にレッスンしているときに、スイングについて考えます。
新しい発見もあります。
ダンスは、「理解すればできる事」と「訓練してできる事」があります。
もう一つ、「訓練してできた時に、理解できる事」があります。
「理解すればできる事」とは、ステップ、フットワーク、タイミング、アライメントやダイレクションなどの、基本的なことです。頭で理解すればすぐに修正可能です。また、時間もかかりません。覚えて踊るだけでも楽しいですよ。
「訓練してできる事」とは、スイング動作、ライズアンドフォール、ムーブメント、男女のローテーション、スタンディングのバランスなど動作に関するものです。いろんなセンサーを働かせ、個人のバランスや体重、重力を感じながら滑らかな運動をできるようにする。相手の体重、相手との遠心力、相手のバランスの変化を感じながらいろんな動作をする。とても根気が必要で、時間がかかりますし、苦しいです。
上記のことは、男女ともに必要なことです。二人の足並みがそろわないと次の段階には行けません。
「訓練してできた時に、理解できる事」とは、踊りの中で感じる、種目の特性、音楽の特性、表現、自由な感覚です。とても気持ちのいい世界になります。偶然でもいいので、この感覚を体験すると一生ダンスを続けたくなります。
こうやって考えると根気と時間がかかる作業ですね。
人間は、毎日体調も違うし、バランスも変わります。少しでもいいダンスをするために、日頃から健康に気を配ったり、節制をしたり。
世の中は、ボールルームダンスをスポーツとして捉えてる方も多ですね。
それもいいですが、
私は、自分がやってるダンスを芸事の一つと考えています。
芸事として、自分を磨き、人生を語れるようになるまでダンスを続けていきたいものです。
POI 小川純

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です