全日本ダンス選手権 博多

全日本ダンス選手権が終わりました。
結果を友人が送ってくれましたので、掲載します。


J B D F全日本選手権大会 (博多)
プロラテン結果
優勝 増田大介&塚田真美
2位 正谷恒揮&齋藤 愛
3位 森田銀河&小和田愛子
4位 清水基允&丸市美幸
5位 西井雄紀&春名 梓
6位 瀬底正太&堀川真琴
準決勝入賞
竹内大夢&曽又奈々
新井健伊稚&新井由紀子
中島光一&奥山智美
久野将也&和田有可
岡本圭介&塚越あみ
須藤達矢&庄司まゆ
アマスタンダード結果
優勝 八谷和樹&皆川 円
2位 藤井創太&吉川あみ
3位 景山雄紀&宮原恵那
4位 渡辺安登&石垣真衣
5位 日比野湧&和野歩未
6位 山田恭平&秋山彩織

2017.JBDF全日本選手権大会(博多)
プロスタンダード結果
優勝 橋本 剛&恩田恵子
2位 浅村慎太郎&遠山恵美
3位 新鞍貴浩&中田裕希子
4位 臼井一史&臼井 恵
5位 小林恒路&赤沼美帆
6位 佐藤純平&亀山聡美
準決勝入賞
大西 亘&池田ちかる
末安祐一郎&木村友華
結城智史&増田千晴
本多龍士&戎野紗与
清水太地&清水早紀
福田裕一&エリザベス
仲秋彰燿&仲秋 潤
アマラテン結果
優勝 八谷和樹&皆川 円
2位 藤井創太&吉川あみ
3位 渡辺安登&石垣真衣
4位 石垣和宏&三喜穂菜美
5位 濱田琉衣&稲村百香
6位 三上哲史&Jasmiya

皆さんご苦労さまでした。
Peace of I, Ogawa Jun

発表会も無事終了

教室の発表会も終わり、DVDも焼きあがってきました。
写真は、焼き増しの希望を聞いているところです。

毎回イベントや競技会が終わってみなさんと一緒に映像を見るのですが、
みなさんが必ず言葉にすることがあります。
「思ったことができなかった」「何もできなかった」、、、などなど
先生の立場から見れば、みなさん70点以上!
みなさん合格点で、素晴らしいのですが
まぐれののように100点満点取れることもあります、
それは最高なのですが、人生にそう何回もあるものではありません。
しかし、30点以下の赤点の人など一人もいませんよ
みなさんとても素晴らしい出来でした。
私からの提案なのですが、
できなかったことを数えるより、できたことを数えて見てください。
昨年から比べて、とても成長していることに気がつくはずです。
私は自分が踊る時、いつも癖のように心で感じてることがあります。
踊りながら物語を語るように、「こうなって、こう進んで、涼しい風が吹いてきて、ここでは穏やかな景色、どんどん景色が過ぎて行く、、」淡々と流れていく過程を感じてます。
決して、「次はこれをして、これをしなくては、失敗したらどうしよう、、」とは考えません。
でも昔は次のことを心配ばかりして踊ってましたよ、結果、楽しめませんでした。

以前より良くなっている自分をもっと褒めてあげてくださいね
褒められれば、自分の体も足も魂も喜びます
これからもいい働きをしてもらえるはずです。
発表会が無事盛況のうちに終われたことに感謝します。
お世話いただいた方々、出演していただいた方々、ありがとうございます。
Peace of I, Ogawa Jun

ダンス発表会間近

今日も雨がたくさん降ってますね
今週末には梅雨が明けるみたいなので、今のうちにたっぷり恵みの雨を楽しいんでおきましょう。ただ、穏やかな雨でいてほしいです。

教室では29日(土)シアター21にて発表会が行われます。
いよいよみなさん仕上げの段階です。
年齢、ダンス歴に関わらず本番まで緊張しますね。
何回も出て慣れれば緊張しないとということはほとんどないです。
私も多くの人のお相手を務めていますが、緊張しないということは一度もありませんでした。
ただ、心構えによって本場に練習の成果がしっかり出せたり、全くできなかったりします。
リハーサルで上手くいくと本番で間違えるとか、その逆も、、
理由は簡単です。
上手くいった後は、必ずもう一度同じように踊ろうとするからです。
もう一度同じようにと考えると、脳が緊張して体全体を萎縮させるからです。
現役時代、何回もこのような状況を体験しました。
最終予選に信じられないくらいいいダンスができた後、準決勝で今と同じように踊れば大丈夫!と考えてしまい結果、準決勝では十分踊り切れず悔しい思いをする。
こんな経験を繰り返していくうちに、過去にどんないいダンスができても、同じようにとは考えず、毎回が新鮮で初めてのダンス、これまでと全く違うダンスでも大丈夫と考えるようにしました。
不思議ですね、「新鮮な感覚」「何が起きても大丈夫」「この時間を楽しもう」を思う習慣ができるようになってから、本番でもムラのないダンスができるようになりました。
競技会では毎予選ごとに種目は同じでも曲が違います、
曲が違うということはダンスが変わってもいい、変わらないと逆に変ですよね
ダンスは音楽を表現するものですから。
だから同じように踊ろうと思うだけで、音楽を無視することになります。
発表会は前もって音楽が決まってますから、十分表現をリハーサルできますね、
体が勝手に反応するまで練習しておけば、本番は全てを忘れて楽しむに限ります。

今回は発表会なので、上手下手ではなく、今まで練習してきた自分なりの成果を楽しみながら踊ってください
去年よりもちょっとだけ上手になっていれば大成功です。
人と比べれば、きりがありません
去年の自分と比べてみてください
みなさんの成長を楽しみにしています。

Peace of I, Ogawa Jun

グランドダンスが無事終了

グランドダンスフェスティバルが無事終わりました。

私は半年ほど足の養生のため踊ってなかったのですが、なんとか失敗もせず踊り切れてよかった。
日頃のレッスンは、実技の方を松田先生に協力をしていただきながら私がアドバイスするという形でした。
7月に入り本番まで私が踊りの仕上げをする段取り。
さすがベテランの生徒さんたちです、本番はなんとかうまく踊れたようです。
協力していただいた皆さんに感謝します。

ダンスは基本的にとても簡単です。
簡単だから、子供から年配の方まで踊れる、初めての人でも楽しめるのです。
みなさん難しく考えすぎていませんか?
大事なのは3つぐらい
 一つ目は、お相手と足並みを揃えて左右交互に足を動かすこと
 二つ目は、相手を思いやること
 三つ目は、音楽が好きでリズムを感じること
以上です。とてもシンプル!
これだけで楽しく踊れます。
私がダンスを教える基準として大切にしていることがもう一つあります
第三者が見て好感が持てるダンスになるよう指導することです。

たかがダンス、されどダンスですよ
ここからスポーツダンスを目指したり、芸術性を高めたり、人に影響を与えられるようなダンスを踊りたいとなるとどんどん難しくなります。
スポーツを目指すにはスイングやローリング、ターンなど運動理論も勉強しなくてはいけませんし、それだけではなくそれを実現するために体幹や筋力、集中力も鍛えなくてはいけません。
芸術性を高めるには、様々なジャンルの美しいもの芸術性の高いものを見たり触れたりして感性を磨かないといけません。
人に影響を与えるには、自分自身の人生を見つめ自分の器を大きく成長させねばなりません。

ダンスに限らず一流を目指すということは、長い時間それと向き合わないといけませんね。人は元来満たされない生き物ですから、さらに課題を見つけ上を目指したりそれにより新たに成長したり。
二人のダンスが上手くいかなくなったら、一度シンプルにダンスの原点を思い出してくださいね。ほんとは誰でもできる簡単なものですから。
自分のできないことばかり考えるのではなく、できることから始めてみるといつもと景色が変わって感じるかもです。

グランドダンス、十分楽しませてもらえました。
お世話していただいた方、参加していただいた方、応援に来ていただいた方、
そして無事踊り切れたことに感謝しております
みなさんありがとうございます
Peace of I, Ogawa Jun

「ボールルームへようこそ」テレビ放映

「ボールルームへようこそ」のテレビ放送が始まりますよ、
私はAmazonプライムで先ほど見ました!
私もダンス人です、
若い人がダンスの世界に魅了されていく姿にワクワクしますね
ぜひみなさんにも見て欲しいです
7月10日(月)午前1:00~1:30「ボールルームへようこそ!」 BS-11
ダンスはやっぱり楽しい!!!
Peace of I, Ogawa Jun

岐阜大会がありました

7月2日、岐阜大会が関市わかくさプラザで開催されました。
毎年は三重大会があるのですが、今年三重で開催しないこととなり
代わりに岐阜での開催となりました。

今回はアマチュア競技のみとのことで、プロの現役選手も競技会のお手伝をしていただき、いつもと違った雰囲気がとても新鮮でした。
競技に関しても、下位クラス以外は複数種目、A級が4種目、B、C級も3種目とこれもいつもと違い後半種目で集中力の切れる選手が多かったですね。
上位クラスの人は、日頃から4種目を連続して踊る練習も必要ではないでしょうか。
私たちの競技仲間は、試合10日前からは5種目1セットとして3セット以上本番を想定した練習を毎日繰り返してましたよ、昔の話ですが、、
連続の3セット目は、吐きそうになったのをよく覚えてます。
中部でも日常的に複数種目の競技が行われるようになれば、きっと選手全体のレベルアップになると思います。

しかし、蒸し暑いですね
私は今日一日お財布の中の様々なカード類を整理です。
iPhoneのお買い物機能で買い物をするようになってから、多くのカードを持ち歩かなくてもよくなりましたし、ポイントカード類もアプリでまとめれば携帯しなくても大丈夫。お財布やカバンの中身の断捨離です。
一つ問題が、現金で買っていた時はつり銭の小銭が出ると募金箱に投入していたのですが、iPhoneで決済すると小銭が出ない。
募金箱に入れる楽しみが少し減ってしまい残念です。

Peace of I, Ogawa Jun

クラスを上げるには

今日から7月1日、朝からかなりの雨ですね
そして、明日は岐阜大会です。

生徒さんからの質問パート2です
「どうしたら成績(クラス)が上がりますか?」
本当によく聞かれます。
私から見ると、上がれない事をしている、上がる事をしていないです。
練習をしているのはどの選手も同じ、でも上がる人と上がらない人がいますね。
まず上がれない事とは、自分を下げてしまう事です。
「私なんかまだまだ、、、」「歳がいってるから、、、」「ダンス歴が浅いから、、、」などなど
一生懸命指導している先生にも、お相手してくれている方にも失礼ですよ、
どれだけダンスと向き合ったか、訓練したか、勉強したか。
自分なりにしっかりしたのなら、自信を持って試合に臨んでください。
本番は、細かい技術より自信に満ちた立ち振る舞いやエネルギーが大きく見えてきます。技術はあくまでもこの空気感を作り出すための道具にすぎません。
自分を言葉で下げてしまうと、自分の魂が喜びませんよ。
自分で自分を落とさないことが大切だと思います。

次に上がる事をするとは、上がりたいクラスの空気感を身につける事です。
いつも同じクラス、ライバルのダンスを見ていると小さな世界の中の戦い
どの方も同じです。
上のクラスは、エネルギーも運動量も、フロアの使い方の違います。
そのクラスの空気に慣れてしまうのが早道です。
人間は環境の生き物ですから、その状況に入れば自然に馴染んできます。
具体的に言えば、上のクラスに挑戦するといいのではないでしょうか、
私の現役時代は、自分のクラス以下の試合は見たことがありません。
石川県で勝ちたかったら、中部全県を回る、中部で勝ちたかったら東部の試合を回る
日本インターで勝ちたかったら英国の試合に出場する。
いつも、勝てそうにない試合に挑戦!
それは勝つためではなく、自分の中の固定観念を壊し意識レベルを上げることでした。
いつも慣れない試合なので、心臓が飛び出るぐらいの緊張の連続でした。
結果も当然ながら散々、しかし、いろんなものが得られたように思います。
それを繰り返しているうちに、自分のクラスのダンスが止まって見えるようになりました。自分のクラスに違和感を感じた時に昇級や上位入賞が待ってました。
挑戦して足りないものを意識できた時、その事を実現したい時に、それを経験したことのある先生に教えてもらってください。
先生も自分が経験したことしか教えられません。
私なら中部のプロA級になるやり方まで、全日本の勝ち方は教えられませんよ。
それを望むなら、全日本のチャンピオンに習ってくださいね。

今月も楽しいダンス生活をしましょう。
Peace of I, Ogawa Jun

リハーサル

梅雨らしく蒸し暑いですね、
今日は芸術村の方でイベント出演の方のリハーサルです。

足を痛めてから約9ヶ月、
ほとんど踊ってませんでしたので痛みはほとんどないのですが、持久力の方が心配かもです。
これから、イベント当日まで少しづつ足に負担をかけないように気を配りながらバランス調整、要所の打ち合わせです。

私は、以前に比べてお日様が出てる時間に外出することが多くなったので
日に焼けたみたいですね。
自分なりに以前の写真より健康的な感じ、
いっその事、ハワイにしばらく行って一気に焼いてくるというのも面白いかな。


日曜日は岐阜大会、次の週になると東京でサマーセミナー、その次はグランドダンス
さらに、次の週に教室の発表会。
毎週楽しみがてんこ盛りです。

気がついたら8月になってるかも、
6月もあと二日、やり残したことはないですか?
超何も考えない日もいいですね、ダンス三昧の日も最高
読書でも映画でも、自分のための時間が大切だと感じる毎日です。
Peace of I, Ogawa Jun

富山大会

富山大会が高岡エクールホールで開催されました。
朝から地震があったり、会場に着くなり幾つかのトラブルが起きていたり
同点決定戦がいくつも連発したりとまったりする暇もなくよく働きました。
会場の皆さんや選手の方々には、以前と変わらぬようなスムーズな進行に感じていただけたんじゃないかなと思います。

エクールホールは私が現役時代に踊ったこともあります。
日本海選手権が行われた時も数年にわたり出場しました。
今は日本を代表するダンサーの新倉組やラテンチャンピオンの織田組も出場してたのをよく覚えています。

話は変わりますが
大会の前後でよく質問されたことがありますので、もう一度確認します。
私個人は、現在でもJBDF日本ボールルームダンス連盟の正会員です。
教室もJBDF公認教室であることに変わりはありません。
石川県ボールルームダンス連盟、石川県プロインストラクター協会は退会しました。
継続している認定資格は、JBDFのプロインストラクター1級です。
他の協会に移籍したということはありませんので、誤解のないようお願いいたしますね。
ただダンスを楽しむには国境はないと思い、協会を問わず求められれば誰にでもダンスの楽しさを伝えています。

思い起こせば、協会が分裂するまではに全国ダンス協会の資格をアソシエート、メンバー、ラセンシエイトと資格を取り
JBDFが出来てからは、インストラクター5級、4級、3級、2級、1級と受験
受験勉強が嫌いなのにダンスで受験勉強、
どこの世界に行っても試験ですね、勉強をたくさんしました。
今それが必要かどうかはわかりませんが、僕の人生に無駄なものはないと信じて挑戦してきました。
来週は岐阜大会です。
またいいダンスに出会えることを楽しみにしています。
Peace of I, Ogawa Jun

よくある質問

先日から教室で、女性達からの同じダンスの質問を受けました。
「私の欠点はなんですか?」「もっと欠点を直してもらえませんか?」、、、
私の見方からすれば、欠点は沢山見えるのですが直すものがない
強いて言えば「固まらないで」っていうぐらいですね、
やってほしいことは山ほどありますが。

皆さんはどのくらい感じているのでしょうか?
どのくらいコントロールしているのでしょうか?
あくまでも私の考え方ですが
ダンスを踊る場合、
まず一つはその種目の特徴を理解しているか、
 美しいシルエット、音楽性、フットワーク、ムーブメントやスイング、などなど
二つ目は、どれだけ感じているか、
 床、リーダーやパートナー、音楽、内回りや外回り、フットタイミング、自分自身のシルエット、運動エネルギーや力のベクトル、慣性力、、、

強いて質問にあった欠点といえば、
何もしてない、何も感じていないということぐらいです
何もしてないから、直しようがないのです。
人間の顕在意識は10%ぐらいらしいですね、あとの90%は無意識
競技会で踊る1曲は約100秒
もし、普通の人だったら10秒だけ踊って残り90秒は休憩している。
これでは勝負できるのは10秒だけ

私たちダンス人間は、頭の天辺から足の爪先まで全てをコントロールし、
調和のとれた美しいダンスを、観客や審査員に伝わるように日々訓練と勉強を積み重ねていく、それだけ。
無意識レベルの時間を極力少なくして、繊細に敏感にコントロールしてく。
集中力と根気、訓練、知識が必要です。
社交ダンスの女性は、男性についていくのが仕事ではなく
自分の美しさや表現を自分から演出していくものだと思っています。
そしてそれがお相手と音楽、なめらかな運動の助けを借りてより拡大していくことです。

皆さんとともにこの奥の深いダンス人生を、楽しみながら過ごしていきたいです。
Peace of I, Ogawa Jun