私のリードアンドフォロー

風が少し涼しく感じてきましたね
今朝から「ボールルームへようこそ」を観てました。
このアニメ、とても良く出来てますよね
感じるところが沢山あります、思わず夢中になってしまいます。
長年ダンスに携わっている人ほど、自分の始めた時とリンクするのではないでしょうか。

先日のレッスンでリードアンドフォローを具体的に教えてくださいって生徒に要望があったので私の思うリードアンドフォローを説明しました。
本来は、男性がリードして女性がフォローするんですよね
でも、全てがそうではないです
外回りがリード、内回りがフォローの時もありますよね
私の場合は、
1.男性がタイミングや方向性をリード(指示)
2.女性がそれを受けて全身を使って踊る
3.女性が踊るのを受けて男性がフォローする
です。
私が競技選手をしていた時、背が低くても大きな選手に負けないで戦うにはと必死で考えていた時、
身長は伸びないけど横には広がれる、女性を最大限に踊らせられれば勝機はあると考えました。
女性が自分の美しさを限界まで表現しようとすると、当然バランスもキツくなります。
そこで男性が身を呈して女性が安心できる軸や土台を作り、女性の運動をフォローします。

ダンスは男性の勝負、いやいや女性の勝負とか言われる人もいますね
男性は、女性の運動を引き出すために女性を上回る運動量と仕事処理能力が必要です。
音楽、フロアクラフト、リードアンドフォロー、など様々なテクニックを駆使して踊っていきますからこの点では男性勝負です。
女性は自分の最も美しいスタイルを十分認識して、その魅力を最大限フロアで花咲かせなければなりません、その美しさを競うのですからやっぱり女性の戦い、女性主役のような気がします。
男女の役割が明確でかつ十分訓練がされた選手が人の心を打つのではないでしょうか。
男性はとことん男性らしく、女性はとことん女性らしくです
あくまでも私の思うダンス感です。
ダンスには正解も不正解もありませんので、もっと素晴らしいダンスを思いついた人はどんどん実施してみて下さい。
皆さんと共に楽しいダンス人生を送りましょう!
Peace of I, Ogawa Jun